FedoraでDVDのリッピング

 前回の記事でDVDの再生に成功したので 今回はリッピングに挑戦してみた。これがなかなか思うように動かなくて 正に泥沼に踏み込んだような状態だ!

 今日の本題に入る前に注意を。
 DVDのコピーと言う事については何かと煩わしい。日本の法律を杓子定規に運用すると 前回のlibdvdcssと言うファイルをダウンロードした時点で違反した事になるようだ。 しかし私はDVDを再生しようとしただけだ。Windowsで普通に出来ている事をやって何が悪い。 DVDのコピーについても私的範囲内で、つまり自分で買ったDVDを自分の為だけにバックアップを取るあるいは自分のパソコンに保存するのはOKというスタンスで話を進める。その辺 誤解の無いように。

 さてリッピングについて話を進める。FedoraでDVDをリッピングするにはk9copyというツールが使えるらしいことが分かった。前回の記事でRPM Fusion のリポジトリを登録したので yumで落とせる。
[code]
[ ~]$ sudo yum install k9copy
[/code]

 本来KDEベースのアプリだが Gnomeでも動くらしい。ただし 一応起動するが挙動不審で明らかに正常に動いていない。肝心のDVDのコピーをしようとすると落ちてしまう。isoファイルに落とそうとすると書き込みに失敗して0バイトのファイルになってしまう。

 色々調べまわって試行錯誤した結果 幾つかの事が分かった。

 kamosoというパッケージが必要なことが分かってインストールしてみた。 kamoso以外にもffmpeg,ffmpeg-libsをインストールしてみた。(この辺は関係ないかも。) k9copyを起動した際 各所にアイコンが表示されなかったのが表示されるようになった。k9copyが何らかの原因で落ちた際 無反応だったのがバグレポートを送るかどうか聞いてくるようになった。 一歩前進した感じがする。

 DVDをコピーする際 一度ファイルを/tmpディレクトリに落とすのだが、そのtmpディレクトリがパンクしてるのを発見した。VirtualBoxへのお試しインストールだからね、大きなディスクサイズを準備してなかったのが原因だ。取りあえず一時ファイルを/tmpの下ではなく/homeの下 自分のホームディレクトリ下に保存するように設定してみた。

 k9copyがデバイス(DVDのドライブ)を見つけていないのを発見。多分書き込み先のデバイスが無いから コピーしようとすると落ちるんだな。読み込みは出来ているのに不思議だ。設定を開いてデバイスの項に読み込みと同じデバイスを手動で登録してみた。ひょっとしたらk9copyがデバイスを見つける為のパッケージがまだ不足してるのかもしれない。

 今ここ
 取りあえずコピーをしようとして 即落ちることは無くなった。が まだコピーが成功するかどうか 時間が無くて確認できていない。 

この話は続く

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