初歩のrsync

 今日はPCからPCへファイルをコピーする事が出来るコマンドrsyncのお話。

 オプションがどうのこうのとか そういう話ではない。 すったもんだして七転八倒して悶絶して 半日かかって やっとpcからpcへ ただコピーができるようになっただけ。

 今日の経験から ドツボに嵌った話と言うか 気がついた注意点を幾つか書いておく。

 まずrsyncは 送り手受け手双方のpcに必要。 しかも CentOSをミニマルインストールしたpcにはインストールされていない。yumでインストールできる。
[code]
[]# yum install rsync
[/code]
 
 
 rsync使って自動でバックアップするにはパスワード入力は邪魔なので ssh-keygenコマンドのパスワード入力の所でENTERのみを入力して設定してやると rsyncでパスワード入力を省略できるようになる。当然sshもパスワード無しでログインできるようになってしまう。rootや管理者ユーザで パスワード無しのログインは怖いので 一般ユーザ資格のrsync専用ユーザを作ってバックアップ作業をやる事にする。
 
 
 「試しに・・・」みたいな甘い考えで 受け手側pcのホームディレクトリにファイルを転送してはいけない。sshはパーミッションのチェックが厳しい。 受け手側pcのホームディレクトリにファイルを転送してしまうと ホームディレクトリのパーミッションが書き換わってしまう。そうなってしまうと2回目以降の転送(sshによるログインも)は認証エラーになって出来なくなってしまう。 ファイルの転送は必ずディレクトリを切って そのディレクトリの中にファイルを転送する事。
 
 
 masqlのデータのバックアップ等々 バックアップ用のコマンドを幾つか作ってあって これらのコマンドは一連の流れに乗って 全てroot権限で実行するように考えられてある。 しかし さっきrsync専用ユーザを作るって決めたばっかじゃん。 rootが一般ユーザ権限でrsyncを実行する方法を探してみたらあった。
[code]
[]# sudo -u username rsync -av sose-Dir server:dest-Dir
[/code]
 なるほどなるほど sudoを使ってユーザを切り替えてコマンドを実行しちゃうのか。 sudoって rootへ切り替える機能だけかと思ってたら 逆もありな分けね。rootから一般ユーザへの切り替えだから パスワード入力無しに出来る。つまりsuと同じ。これは便利だ。
 
 
 半日苦労して やっと何とかrsyncが使えそうな気がしてきた。
 そして今は 色々なバックアップのコマンドの手順、バックアップするファイルの取捨、バックアップの必要度等々を考えてみようと思ってる所。

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